香港で英語はどの程度通じるのか?
- 有名な観光地では英語はだいたい通じます、街中の表記も英語が必ずあります
- 町の屋台や、タクシー・バスの運転手さんには英語はあまり通じません
- 中文大学の学生は、ほとんどの学生(体感的には80%以上)が英語がペラペラです
私は、日本の大学の交換留学の枠で中文大学に留学に来ているのですが、ここ中文大学は「準英語圏」に分類されています。
というのも、Wikipediaによると、
香港が中華人民共和国に返還、移譲された後(1997年以降)は、香港特別行政区基本法第9条により、香港の行政・立法・司法の場において用いることができる公用語は中文と英文とされる。
とあるように、公用語は中国語と英語になっているのです。
ですが、実際に町の人たちや、学生たちの母語となっているのは、広東語です。
私は広東語については、まだ「ありがとう」しか言えないのですが(英語と中国語でいっぱいいっぱいです)、香港の町では生き延びています。
というのも、だいたいの観光客が訪れるような有名な観光地においては、英語はだいたい通じるからです。
移動の際のタクシーやバスなどは、英語が通じないことも多いですが、そういうときは住所や、行きたい先の名前を書いたメモを見せれば大丈夫です。
広東語のイントネーションの問題もあり、第一印象はキツい感じに見えますが、基本的に優しい人が多いように感じるので、あまり心配しすぎなくてもいいと思います。
翻って、ここ中文大学の学生は、ほとんど全員が流暢に英語を話します。
話を聞くと、幼稚園から英語を習い始めるのが当たり前で、高校によっては、全教科を英語で行うそうです。
そこまで徹底してたらそれは話せるようになるよな…などと感じてしまいますが、私もめげずに英語を使って行こうと思います。
ちなみにですが、街中のありとあらゆる表記は、広東語+英語なので、すごく親切です。
さらに、大学外であっても、若い人たちに道を尋ねたときは、普通に英語で返答が帰ってきたので、若い人ほど英語が通じると考えてよいと思います。
このような場面に出くわす度に、日本を旅する海外旅行者は非常に大変だろうなと同情してしまいます…