セブでの短期留学で私が学んだ3つのこと

あけましておめでとうございます。
今年は、ブログを引き続きゆるっと更新しつつ、まとまった文章を書く習慣をつけられたらいいなと思っています。

1/4で3週間に渡るセブでの語学留学を終えました。
サウスピークという義務自習やTOEICのスコアを上げることを売りにする語学学校への滞在でした。
ちなみに今は、香港に帰る飛行機の中で、この記事を書いています。

 

 


3週間を振り返って、私は今回セブに来て英語を勉強できて本当に良かったと思っています。
そう思う理由は3つあります。

1つ目として、正しい発音の出し方を知ることができました。
発音の教材は、
フォニックス<発音>トレーニングBOOK
・英語耳
・<フォニックス>できれいな英語の発音が面白いほど身につく本
の3冊を使用しました。

フィリピン人講師からもこの疑問を投げかけられたのですが、「なぜネイティブが発音するCDがついているのに、わざわざセブまで高いお金を払って留学に来るのか?」と。
たしかに、これら指定された教材には音源がついているので、正しい発音がどのような音なのかを聞くことはできます。
しかし、「自分の出している音が本当にその音と同じなのか?」や、「発音しているときの、口の形や舌の位置は正しいのか?」などの疑問は、自学自習では解決することが出来ません。
それらを対面で徹底的に矯正でき、かつ、自分の苦手な点もはっきりと自覚できたことは、今後の英語学習に必ず良い影響を与えてくれると思っています。


2つ目として、大量の語彙のインプットを行うことが出来ました。
使用していた単語帳(Core1900)の64本ある記事の内、56本に取り組むことが出来ました。
一回の学習ごとに「リスニング+音読」を5セット行っているので、相当の時間、英語を英語のまま飲み込むという学習を行っていたと思います。
このような学習を行っていると、否が応でもリスニング力が上がることを実感しました。

毎週末に、持参したTOEICの新公式問題集を解いていたのですが、今の自分のスコアを100点以上上回る結果を、2週連続で出すことが出来ました。
特に、リスニングの伸びが著しく、2週目の週末に解いていたときは、完全に自信を持って解答を行うことの出来る問題が非常に増えていました。
このような形で、自分の英語力の向上を実感できるとは思っていなかったので、非常に嬉しかったです。

正直、クリスマスやお正月休みが平日にあったため、安定して長時間学習を行えたとは言いがたいですが、普通の平日には8時間ほど英語学習に取り組むことができました。
日本に帰国していたり、香港にそのまま残っていた場合、このような時間の使い方が出来たとは思えないので、それだけでも来た価値があると思っています。


3つ目としては、英語を伸ばしたいと思い、その目標に向かって努力している、たくさんの同士に出会うことが出来ました。
12月の第3週からという非常に中途半端な時期からの留学だったため、大学生や同年代はほとんどおらず、社会人を経てやってきた方がほとんどでした。
すでに学習を行い英語力を向上させた上で、さらに上を目指したい、もっと話されるようになりたい、などとモチベーションの高い人が多く、ほぼ最年少だった私が非常に刺激を受ける場面が数多くありました。

仕事など今まで続けてきたものを断つという一時的なリスクを取って、セブまで英語を勉強しにきた方を私は素直に尊敬しています。
もし今後、自分のやりたいことが出来たときに、私もこのような決断・行動が出来る大人になりたいと感じました。


もちろん、今回の短い留学期間だけで、発音が完全に矯正され、きれいな英語を身につけることができたわけはありません。
今後、英語学習を続けられるかどうかが、一番重要な課題であることは、明らかです。
1月下旬から海外で働く予定なので、英語を日常的に用いる機会には恵まれています。
これと並行してインプット学習も行い、最終的には英語で仕事を行うことが出来る人間を目標に、がんばりたいと思います。
これが、私の2015年上半期の目標です。