香港IDカードの申請方法
- 香港IDカードは、外国人であっても取得可能
- 入境事務処での手続きは、予約して行くのがベター
- ビザの残存期限が6ヶ月以上あるか注意
香港に長期滞在する人は持っておくと便利な香港IDカードについて紹介します。
このカードは、香港人の身分証明書のようなものでしょうか。
留学生も、1年間滞在する人は、取得することが多いです。
(ちなみに、半年以上香港に滞在する人は、取得が義務づけられているようですが、中文大学の国際課に確認したところ、「別にどっちでもいいし、面倒くさいから取らなくても大丈夫」との回答を頂いたので、割と深刻に考えすぎなくてもいいようです)
もちろん、私もゲットいたしました。
香港IDカード取得までは、以下のプロセスで進みます。
- ネットで、入境事務処へ行く日にちを予約
- 実際に入境事務処へ手続きに行く
- 約2週間後再度手続きをした入境事務処へ行く
- 香港IDカードゲット!
順番に見て行きます。
1.ネットで、入境事務処へ行く日にちを予約
間違いなく、ネットで予約することをオススメします。
予約なしの飛び込みでも手続き可能のようですが、非常に混雑しているので、予約がベターです。
入境事務処は、香港にいくつかあるので、最寄りの事務処を選ぶと便利です。
私の滞在する香港中文大学の最寄りの入境事務処は、一つ隣の駅の火炭(Fo Tan)にあるのですが、私は灣仔(Wan Chai)へ行きました。
理由は二つあって、一つは、火炭の入境事務処は予約がかなり先まで埋まっていて、すぐに申請に行けなかったこと、もうひとつは、何か理由を作って香港島まで遊びに行きたかったからです。
ネットの選択画面では、場所と時間を選択して、予約します。
たしか、前日に確認メールがあった気がします。
2.実際に入境事務処へ手続きに行く
予約した場所・日時に手続きに向かいましょう。
ちなみに私が申請した灣仔の入境事務処は、駅から案内の看板もあり、地上に降りることもなく、非常にスムーズに向かうことができました。
手続きは8Fで行います。私はエスカレーターでひたすら上へ上へと上がって行きました。
8Fまで上がると、予約した人用の並ぶ列があるので、そこに並んでください。
そこからは、指示されるがままに動いていき、そのフロアを一周する頃には手続きが終わっています。
学生であれば、パスポートとstudent ID cardがあれば大丈夫です。
写真を撮られるので、身なりに気を使う人は、準備をして行ってください。
いろいろな国の人がごった返していて、非常に面白いですよ。
3.約2週間後再度手続きをした入境事務処へ行く
前回の手続きが終わった時点で、いつからいつの間に取りにきてね、という紙を渡されるので、その期間内に取りに行きます。
前回渡された紙以外、とくに持ち物も必要ありません。
4.香港IDカードゲット!
晴れて香港IDカードゲットです!
これであなたも香港居住者の一員です!
とまあこんな感じでしょうか。
ちなみに、ビザの残存期限が6ヶ月以上ないと申請できないので、そこだけは注意が必要ですね。
頻繁に出入国をする人であれば、このIDカードの恩恵を受けられると思います。
なぜなら、香港に入国する際に、「香港居住民」の列に並んで手続きができるからです。
「旅行者」の列に比べて、「香港居住民」の列は空いていることが多く、かなりスムーズに手続きを終えられるため、VIPな気分を味わえちゃいます。(笑)
そこまで面倒くさいプロセスも必要がないので、ぜひ香港に長期滞在する方は、申請してみてはいかがでしょうか。